「勤続1年あれば車のローンは通ると思ってたのに……」
実際に審査結果を見て、こう感じた人は少なくありません。SNSや口コミを見ると「1年で通った」という声もある一方、現実には落ちてしまうケースも多いのが自動車ローンです。
この記事では、勤続1年で車のローンに落ちる本当の理由と、まだ試せる現実的な対処法を、一般ドライバーの目線で噛み砕いて解説します。
勤続1年でも車のローンに落ちる主な理由
勤続1年という数字は、ローン審査において「最低限のライン」に近い扱いです。つまり、それだけで安心材料になるわけではないのが現実です。
① 年収と返済負担率の問題
ローン審査では、年収に対して年間返済額がどの程度かを見る「返済負担率」が重視されます。
たとえば年収300万円で、車のローン返済が年60万円になると、負担率は20%。ここにスマホ代の分割やカードローンが加わると、一気に危険水域に入ります。
② 雇用形態が正社員ではない
勤続1年でも、契約社員・派遣社員・パートの場合、評価は厳しめです。
「今後も安定して収入が続くか?」という視点で見られるため、勤続年数より雇用の安定性が問われます。
③ 信用情報に小さなキズがある
過去の携帯料金の遅延、クレジットカードの支払い忘れ。本人は軽い気持ちでも、信用情報にはきちんと残ります。
「ブラックじゃないから大丈夫」と思っていても、薄くてもキズはキズ。審査では減点対象です。
④ 借入希望額が身の丈に合っていない
初めてのローンで、いきなり300万〜400万円クラスの車を狙うと、それだけでハードルは上がります。
ローン会社は「この人、本当に返せる?」という目で見ています。

よくある誤解「勤続年数があれば通る」は本当?
正直に言います。勤続年数だけで審査が通る時代は終わっています。
今は「総合点方式」。年収、職業、信用情報、借入状況、購入車両の価格まで、全部まとめて判断されます。
つまり勤続1年は「スタートラインに立った」だけ。
そこから他の条件で減点されると、普通に落ちる。これが現実です。

実際に落ちやすいケース例
- 勤続1年・年収280万円・スマホ分割あり
- 契約社員で更新が半年ごと
- クレジットカードの支払い遅延が過去に2回
- 頭金ゼロで新車をフルローン
どれか一つなら通る可能性はあります。しかし、複数重なるとアウト。ローン審査は情け容赦ありません。

まだ残されている現実的な対処法
① 頭金を用意する
頭金が10万、20万あるだけでも印象は変わります。「本気度」と「返済余力」を示せるからです。
② 借入額を下げる(車のランクを落とす)
正直つらいですが、審査通過率は上がります。中古車や軽自動車に切り替えるのも有効です。
③ 信販会社を変える
銀行系ローンが厳しくても、ディーラーローンや信販系なら通るケースもあります。ただし金利は高めです。
④ 連帯保証人を立てる
親や配偶者など、安定収入がある人を保証人にすることで審査が通ることも。ただし責任は重いので慎重に。
「落ちた=終わり」ではありません。条件を一つ変えるだけで、結果がひっくり返ることもあります。

よくある質問(FAQ)
Q. 勤続1年未満だと絶対に無理ですか?
A. 絶対ではありませんが、難易度は上がります。年収や頭金次第です。
Q. ローンに落ちた履歴は残りますか?
A. 短期間に何社も申し込むと「申込情報」として残るため注意が必要です。
Q. 半年後に再チャレンジすれば通りますか?
A. 勤続年数が伸び、収入が安定すれば通る可能性は上がります。
筆者の体験談
実は私も、勤続1年ちょうどで車のローンに落ちた経験があります。
「正社員だし大丈夫でしょ」と軽く考えていましたが、結果は否決。正直、かなり凹みました。
その後、頭金を20万円用意し、車種を一段階下げて再挑戦。今度はあっさり通過。
あのとき学んだのは、「ローンは信用の積み重ね」だということです。
