「フリーランスは車のローンは無理ですよ」
ディーラーでこんな一言を聞いて、内心グサッと来た経験はありませんか?
会社員の頃は何事もなく通った審査が、独立した途端に急に高い壁になる。この現実、正直つらいですよね。
しかし結論から言えば、フリーランスだから車のローンが絶対に無理、というわけではありません。
ただし、通りにくい「理由」がはっきり存在し、そこを理解せずに申し込むと落ちやすいのも事実です。
- フリーランスが車のローンに通りにくい理由
- 金融機関が見ている審査ポイント
- 審査に通るための現実的な対策
- よくある誤解と勘違い
- 筆者の体験談
- FAQ
フリーランスはなぜ車のローンに通りにくいのか?
最大の理由はシンプルです。収入が不安定に見えるから。
たとえ実際には毎月安定して稼いでいても、金融機関は「将来も同じとは限らない」と判断します。
会社員の場合、勤続年数・会社規模・雇用形態などが一目で分かります。一方フリーランスは、
「来年も仕事あるの?」
「この売上、たまたまじゃない?」
と、疑いの目で見られがちです。
- 開業から3年未満
- 所得の波が大きい
- 経費計上が多く、所得が低い
特に厄介なのが「売上」ではなく所得を見られる点。
節税のために経費を多く計上していると、「返済能力が低い」と判断されてしまうのです。
これ、フリーランスあるあるですよね…。

金融機関はどこを見ている?審査の本音
カーローン審査では、主に次の点がチェックされます。
- 直近2〜3年分の確定申告内容
- 信用情報(クレカ・ローン履歴)
- 自己資金(頭金)の有無
意外かもしれませんが、年収の高さだけではありません。
「安定して返してくれそうか」という安心感が重要視されます。
たとえば、年収600万円でも毎年大きく変動している人と、
年収400万円でも3年連続ほぼ同額の人。
後者の方が評価されるケースは珍しくありません。

フリーランスが車のローンに通るための現実的対策
1.確定申告は「通す前提」で考える
ローンを組む予定がある年は、節税一辺倒にしない勇気も必要です。
一時的に税金は増えても、ローンが通らない方が生活に響くこともあります。
2.頭金をしっかり用意する
頭金が多いほど、借入額が減り審査は有利になります。
「現金を残したい気持ち」とのせめぎ合いですが、ここは現実路線で。
3.ディーラーローンだけに固執しない
銀行系マイカーローンや信用金庫、JAなどはフリーランスに比較的柔軟な場合も。
一社でダメでも、別の金融機関では通ることがあります。
4.信用情報をクリーンに保つ
クレジットカードの延滞、スマホ料金の未払い。
これがあると一発アウトになることも。地味ですが超重要です。

よくある誤解「フリーランス=ローン不可」ではない
ネットでは「フリーランスはローン組めない」という極端な話も見かけます。
しかし実際には、多くのフリーランスが普通に車をローン購入しています。
ただし、準備せず勢いで申し込むと落ちやすい。
会社員と同じ感覚で行くと、ギャップにやられるのです。
筆者の体験談
実は私も独立1年目、軽い気持ちでカーローンに申し込み、あっさり否決されました。
「え、会社員のときは普通に通ったのに?」と正直ショックでした。
その後、確定申告を見直し、頭金を増やし、信用金庫に相談。
結果、無事にローンが通りました。
遠回りでしたが、「仕組みを知る」だけで結果は変わると実感しました。
よくある質問(FAQ)
Q.開業1年目でも車のローンは組めますか?
A.可能性はありますが、難易度は高めです。頭金や保証人が鍵になります。
Q.赤字決算だと絶対無理?
A.基本的には厳しいですが、少額ローンや別金融機関なら通る例もあります。
フリーランスだからといって、車のローンを諦める必要はありません。
ただし「準備」と「戦略」は必須。
会社員時代の感覚を一度リセットし、現実的に対策を積み重ねていきましょう。
