知らずにやってる?あなたも加害者になり得る“煽り運転”チェックリスト
はじめに:「煽り運転」は自覚なき加害から始まる
「自分は煽ってない」「普通に運転しているつもり」——そう思っている人ほど、知らずに“加害者”になっている可能性があります。
僕自身、「煽ってるつもりはないのに、クラクションにキレられた」なんて経験があります。でも後から考えると、自分の運転にも落ち度があったかも、と反省しました。
この記事では、無自覚な煽り運転になってしまう可能性のある行動をチェックリスト形式で紹介します。
要チェック!無意識にやってしまいがちな10の行動
- ✔ 車間距離が狭いまま走っている
急いでいるときや信号で捕まりたくないとき、つい前の車に近づきすぎてしまう人は要注意。
筆者評価:相手に「煽られてる」と思わせたら、それはもう煽りです。 - ✔ クラクションを“催促”目的で鳴らしたことがある
信号で発進が遅い車に「プッ」と鳴らす。これ、実は違反対象になることがあります。
筆者評価:急かす気持ちは分かるけど、法的にもアウトの可能性。 - ✔ 高速道路で追い越し車線を走り続けている
追い越したあともそのまま居座ってませんか?
筆者評価:これは後続車をイラつかせる原因に。結果として煽られることにも。 - ✔ パッシングやハイビームを無意識に使っている
夜間走行でハイビーム切替を忘れていませんか?
筆者評価:相手の視界を奪う=威嚇と取られる。要注意。 - ✔ 無理に車線変更した経験がある
「今入らなきゃ!」と強引に割り込んだことがある人も多いはず。
筆者評価:“結果オーライ”でも、相手にとっては威圧そのもの。 - ✔ 車から降りて相手に声をかけたことがある
「ちょっと何やってんの!」と勢いで降りる人、かなり危険です。
筆者評価:どんな理由があっても、車外に出た時点でアウト。 - ✔ 急ブレーキで“注意”したつもり
後続車が近すぎたからブレーキ踏んだ。これも典型的な煽り返しです。
筆者評価:自分の正義感が違反になる時代です。 - ✔ 左から追い越したことがある
右が詰まっていると、つい左側から抜きたくなる。
筆者評価:これは追い越し違反にあたる場合も。煽りと思われたら通報されます。 - ✔ 後続車に詰められて焦った経験がある
これは“される側”の体験ですが、気持ちの余裕がないと「煽られた」と感じやすくなります。
筆者評価:冷静さを失ったとき、自分も煽る側になる可能性があります。 - ✔ 信号待ちで「早く行けよ」と舌打ちする
運転中のストレスは態度に出がちです。
筆者評価:その不満が無意識の運転に表れて、煽りにつながることも。
まとめ:煽り運転は“意図より結果”が重視される
自分ではただ「ちょっと注意しただけ」「急いでいただけ」と思っていても、相手に恐怖や威圧を感じさせたら、それは煽り運転です。
しかも、2025年現在はドラレコ社会。証拠があれば一発アウトの時代です。
筆者の本音:僕も最初は「そこまで厳しくしなくても…」と思ってました。でも現実に煽られた経験が増えると、厳罰の意味もよく分かるようになったんですよね。
【続き】知らずに煽っている“NG運転例”をさらに掘り下げ
ここからは、さらにありがちな「無自覚の煽り運転」の例を掘り下げていきます。
✔ 信号が青に変わってすぐにアクセルを踏まない車へのいら立ち
「なんで動かないの?」と思ってクラクション。これ、危険ではないのに鳴らしていたら、違反です。
筆者評価:僕も急いでいたときやったことがあるけど、冷静になって反省。待つのも優しさ。
✔ 歩行者や自転車に対して幅寄せ気味に走る
「避けて当然」と思い込んで走っていると、怖がらせてしまうことに。これは煽り行為とみなされる場合もあります。
筆者評価:歩行者側だったこともあるからよく分かる。避けられる立場の方が強者になってはいけない。
✔ 速度を上げて後続車に追いつき、プレッシャーをかける
「遅いから前に出たい」気持ちは分かるけれど、意図的な接近は煽り運転と判断されかねません。
筆者評価:数十秒早く着くより、事故ゼロで目的地に着く方が絶対いい。
✔ 片側1車線道路で前の車が遅いときにイライラする
この心理、誰もが経験あると思います。が、イライラしたまま接近すると自分が“煽ってる側”に。
筆者評価:「遅い車=悪」ではない。そのイライラ、深呼吸で乗り切る訓練が必要。
無意識の煽りを減らす3つのキーワード
- 予測:「次、何が起こるか」常に考えながら運転する
- 余裕:時間にも気持ちにも余裕を持って出発する
- 共感:相手の視点に立って行動する
これらを日々の運転に取り入れるだけで、無意識の煽りを大幅に減らすことができます。
さいごに:日々の意識が「安全な空気」を作る
運転中、車内は密室になりがちで、自分の行動が他人にどう見えるか、つい忘れがちです。
でも、その小さな意識のズレが“加害者”になってしまうきっかけになるんです。
筆者の思い:今日から少しだけ、周囲を気にして運転してみてください。
あなたのその意識が、煽り運転ゼロ社会への第一歩になります。