煽り運転に遭遇した時のNG対応(やってはいけないこと)
「やってはいけない行動」がトラブルを倍増させる理由
煽り運転に遭遇した瞬間、人は冷静でいられるとは限りません。怖い・腹が立つ・逃げたい。そんな感情が一気に押し寄せます。
僕自身も、後ろから車間を詰められたときに「こっちが悪いわけじゃないのに!」と強い怒りを感じた経験があります。
でも、ここで間違った対応をしてしまうと自分が加害者扱いになる危険性すらあるんですよね。
NG① 怒りで睨み返す・ジェスチャーで応戦する
「なに見てんだよ」って気持ち、わかります。僕も若い頃なら睨み返したかもしれません。でもそれ、相手の怒りを増幅させるだけなんです。
評価:感情的な行動は火に油。これは完全にNG。相手が理性を失ってたら命の危険もあり得ます。
NG② ブレーキを踏んで報復する(いわゆるブレーキチェック)
煽られるとついやりたくなる「仕返し」。でもそれ、あなたも妨害運転罪に問われる可能性があるんです。
正直、僕も以前これをやりかけたことがあります。でも一歩踏みとどまれたのは、「記録が残ってる」って意識があったから。
評価:ドラレコ社会の今、報復は墓穴掘るだけ。やめときましょう。
NG③ 車から降りて相手と口論する
これは絶対やっちゃダメ。怖くても、頭にきても。
相手が武器を持ってたら?暴力をふるってきたら?一瞬で最悪の事態になります。
評価:車外に出るのは一番危険。相手に主導権を渡す行為になってしまいます。
NG④ スマホで撮影→そのままSNS投稿
気持ちはわかります。「みんな見てよ、この異常さ!」って言いたくなりますよね。でも、それ名誉毀損になる可能性大です。
評価:証拠は警察へ。SNSは裁判所じゃない。後悔する前に冷静に。
NG⑤ むきになってスピードを上げて逃げる
これは昔、自分がやってしまったNG行動です。
「巻き込まれたくない」一心で加速して逃げようとしたら、カーブでタイヤが滑ってヒヤッとしたんです。
評価:煽りから逃げるために事故るのは本末転倒。逃げるより、安全に避けるが正解。
正解は「相手を刺激せず、安全確保&通報」
- 安全な場所に避難(PA・SA・コンビニ)
- 録画を続ける(ドラレコ・スマホ)
- 110番通報して「煽り運転を受けています」と伝える
正直言って、勇気が必要です。怒りを抑えるのって大変。でも冷静でいたからこそ助かった人、たくさんいます。
まとめ:その一瞬の対応で、人生が変わる
- やってはいけないのは、相手に反応してしまうこと
- 怒りより安全を選ぼう。感情は後からでも処理できる
- 録画・避難・通報が、あなたを守る3原則
人間ですから、怒って当然。でもその怒り、ぐっとこらえることが一番の“強さ”だと思います。